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何があっても 愛で乗りきれるのだぁ ねっ

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#11  術後の経過

  今、ある奇跡5年後生存率64%を乗り越え~ 
    
   これは、私自身が体験した実話です。
  今、ご本人もしくは大切な人が、病と闘ってる方々に、
   少しでも勇気を与えることができれば 光栄です。


手術をしてからの 私の精神状態は 
驚くほど安定したものだった。

正真正銘の ガンだとわかった今、
苦し紛れのほんの僅かな期待をしなくても いいのだから。

T先生は、“手術は完ぺきだった
と言ってくれたのだから、あとは、自分の生命力を信じるのみ。

それには、自信があった。
いや、そう思い込むことが必要だと思った。

幸い、リンパ節に転移はしていなかった。
あとは、手術の時に、
体内に散らばった怪しいものがガンであるのか、
どのあたりまで とんでいるのか
病理検査の結果を待つことになっていた。

手術後2~3日は、ベットで横たわることしかできなかったが、
4日目あたりからは、部屋のトイレぐらいまでは 
歩くことを勧められた。
最近では、術後なるべく早く動くことが 回復を早めるとかで、
お見舞いにくる人が驚くほどだった。

昼間は、比較的元気に回復していたが、
夜は毎晩 微熱、発汗に悩まされた。
特に、発汗は すごかった。
上下パジャマが びっしょり濡れ、
忙しい看護師さんに 着替えさせてもらって、
また1時間後には びっしょり.....。
運悪く?部屋がナースステーションの真ん前だったので、
ナースコールが鳴り響く合間を見計らって、呼んでいた。

時には、1~2時間ガマンしたりなんかして....。
何やってんだか....。

術後5日目頃に、発熱と、下腹部が痛むようになってきていて
すぐ、内診を受けることになった。腸捻転の疑いあり。
そういえば、便らしい便が出てない。
検査の結果、パンパンに便が詰まっていただけだった。
ので、かなりの量の下剤を浣腸された。
それは、看護師さんもひくぐらいの量。

私は、浣腸が不得意だ。我慢ができない。昔からそうだった。
この時も 案の定、部屋に戻ってすぐ、
トイレに駆け込んでしまった。
浣腸、大失敗。
その後、なんとか出すことができ、問題はクリアできた。

それからは、順調に回復していった。
術後2週間から、抗がん剤投与が始まるので
それまでに しっかり体力をつける必要があったのだ。

この時は、まだ病理検査の結果は出ていなかった。
いや、出ていたのだろうが、聞く勇気がなく、
それは主人も一緒だった。

                                            次回へ


  

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Commented by るぅすけ at 2009-10-28 16:39 x
これまた今ポチッと押してきました^^
なんと69位!
でもツライ病気の話だから、喜んでいいのか・・・。
でも誰でもなる可能性はあるんだよね。
なるまでは自分には関係ないことに思えるのは
よーくわかってるから
健康診断の大切さを最近特に感じています。
yachukaさんのツライ思いや前向きな考え、
いつも繰り返し読ませてもらってます。ほんとに。
Commented by oreihuzusakay266 at 2009-10-28 16:53
るぅすけさんへ
いつも、おーきにどすえ(^^♪
思い出しながらの作業なので、更新のペースが遅いですが、
その時の気持ちが、今になって、やっと振り返ることができた気がします。
術後、しばらくはやっぱ、振り返りたくなかったからね。
前だけ、見ていた気がします。
やっと、余裕が出てきたんだろうね。
少しでも、役に立てればと、これからも更新していきますので、
よろしくね(^_-)-☆
by oreihuzusakay266 | 2009-10-28 10:30 | 今、命ある奇跡 | Trackback | Comments(2)

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