2024年 05月 20日
命の決断
5/14に 父の面会ができて以来、
直接、会うことはできてませんでした。
タブレットを使って、リモート面会を
2回ほどしたきり。
新たに1週間が始まったので
今日は会えるのを期待して
月曜(今日)に 私と母
木曜に 姉と妹が面会に行くことに
決めていました。
今日の午前中、
妹に、先生から連絡があり
炎症は治ってきているけど
心臓のほうは、変わらずで
血圧が40~50台
炎症が落ち着いたことで
血圧が上がってくる可能性が
あるけど、
父の心臓は拡張障害があるから
改善されるかどうかわからない。
今は、いろんな処置をする度に
痛みがあるので
緩和も考えるとのこと。
緩和とは、鎮痛剤を使って
痛みを和らげるのですが
血圧が下がって
心臓が止まってしまう可能性も
あるので、家族に伝えといてください、
という話だったようです。
痛みがあるなら
解放してあげたい。
それが、たとえ
命を短くするものであっても。
私の心は
そちらに向かっていました。
以前、会社のkazuちゃんが
お母さんの闘病中に
苦しそうだったとき、
もう、やめてあげて(逝かせてあげて)
って
思ったっていう話を聞いたとき
私は、そんな風に
思えるだろうかと
思っていたけど
やっぱり、辛そうな姿を見ると
当たり前のように
そう思うんだとわかりました。
今日、
母と1週間ぶりに
父に会えました!
1週間前とは、違ってて
眉間にもシワがよってて
息づかいも大きくなってた。
母は、
『お父さん、家で待ってるで!』って
言ってたけど
私は、もう
がんばれって言葉は言えなかった。
辛そうな父を見ると
申し訳なく感じた。
あれほど、延命は望まない、って
言ってたのに
こんなに苦しめてしまって。。。
看護師さんに
『父はしんどいんでしょうか?
父は公証役場に行ってまで
延命治療を望まない、って
言ってたんです』と
言ったら
あとでお話しましょう、と言われ
面会後、話をしました。
今、身体を動かすこともできないほど
痛みがあって、
実は、少し鎮痛剤を
入れたらしいけど
血圧が下がってしまったから
家族さんに会えないまま、
ってなるのは、、、と思って
今は鎮痛剤をやめてるとのこと。
なので、
私と母は
痛みを和らげてあげてほしい、
それで、たとえ命を縮めることに
なったとしても。
と伝え
でも、姉と妹が
どう思うかわからないので
今度木曜日にくる予定に
なってます、と言ったら
もう少し早く来たほうがいい
ようなことを言われ
鎮痛剤のことも
家族の意思を早めに教えてもらえたら
少しでも早く、
痛みから解放してあげられる、
ということだったので
今日、2人にも面会に来るよう
伝えます、と言いました。
まず、病院で仕事してる、
姉のところにいき
姉の意見を聞いたら
覚悟してるようで
ひと言『まかせるよ』と
言ってくれた。
その後、
泣きながら妹に
連絡して
どう思うか、きちんと意見を聞いた。
『いつかは決断せなあかんと思ってた』
そう言ってくれた。
お父さんの望みでもあるもんな、と
言ったら
そうやんな、
お父さんずっと言ってたもんな。
2人で泣きながら
決断しました。
帰り道も
ずっと泣いた。
帰ってからも
ダンナに話しながら
涙は止まらなかった。
これでよかったんやもんな、
間違ってないもんな。
お父さんをこれ以上
苦しめたくない。
結局、
おばちゃん(父の妹)も
連れて面会にいった姉と妹ですが
いったときは
とても辛そうな感じで
反応はするけど
目はつむっていたそう。
病院を出ようとしたとき
看護師さんから電話があり
今、しっかり目を開いてるから
もう一回、会いに来ても良いですよ!
と言ってくださったそうで
ICUに戻ったら
ぱっちり目を開けてて
姉は、すごく嬉しかったと言ってて
妹は、
とてもきれいな瞳やったわ、
って言ってました。
良かったね。
もう、今夜から
鎮痛剤が入るのかわからないけど
いつ、連絡があっても
おかしくない状況です。
看護師さんが言うには
鎮痛剤を使ってて
最期を迎えるときは
とても穏やかで
静かに眠るように
いかれるらしいので
どうか
痛みから解放されて
穏やかな時間が
少しでも多くあるといいです。
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by oreihuzusakay266
| 2024-05-20 22:16
| 日々のつぶやき
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